ある時に看護士さんから頂いたアドバイスが、とても印象強く心に響いたのでTさんにもお伝えさせて頂きました。こちらも一部ですが、載せさせて頂きます。
これまで定例検査時しか話した事がなかった、年配の男性看護師さんに面談を申し込んでみました。すると、「自分に合うコーピング(ストレスへの対処方法)を見つけて焦らず前を向いて、2度とここに戻らないように。過去は十分振り返っただろうから」というような言葉を頂きました。その方は、ある団体競技の指導者もされていらっしゃるとの事で、色々な例示がわたしにも分かりやすくスッと入ってきました。また、依存症患者達を見てこられたとの事で、「今のあなたは、まだ初めての初犯(←とは仰っていないのですが似たような言葉でした。初犯に変換されたまま私のアタマに残ってしまいました)だから許されたり、大目に見てもらえる所もあるかもしれないが、次にまたやったら、周りの人が居なくなるよ。タマネギの皮のように、どんどん人が居なくなって、最後には…」とのお話もありました。そういう事だと思います。誰も居なくなってしまうのでしょう。この病棟には、何度も入退院を繰り返してきた人も何人かいました。その人たちへの視線は厳しいものであると思います。そうなってはいけない、と改めて思いました。ギャンブル(FX等)から離れなければ、「タマネギ」のように何もなくなってしまいます。誰も居なくなってしまう事でしょう。貴重なお話を伺ったと思いました。今も週に何回もお会いしていますが、その度に、上記「コーピング」と「タマネギ」の話が頭に浮かびます。ありがたい事です。この気持ちを忘れず日々前を向いて生き続けたいです。
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