「タマネギ」とギャンブル依存症

ギャンブル依存症

ある時に看護士さんから頂いたアドバイスが、とても印象強く心に響いたのでTさんにもお伝えさせて頂きました。こちらも一部ですが、載せさせて頂きます。

これまで定例検査時しか話した事がなかった、年配の男性看護師さんに面談を申し込んでみました。すると、「自分に合うコーピング(ストレスへの対処方法)を見つけて焦らず前を向いて、2度とここに戻らないように。過去は十分振り返っただろうから」というような言葉を頂きました。その方は、ある団体競技の指導者もされていらっしゃるとの事で、色々な例示がわたしにも分かりやすくスッと入ってきました。また、依存症患者達を見てこられたとの事で、「今のあなたは、まだ初めての初犯(←とは仰っていないのですが似たような言葉でした。初犯に変換されたまま私のアタマに残ってしまいました)だから許されたり、大目に見てもらえる所もあるかもしれないが、次にまたやったら、周りの人が居なくなるよ。タマネギの皮のように、どんどん人が居なくなって、最後には…」とのお話もありました。そういう事だと思います。誰も居なくなってしまうのでしょう。この病棟には、何度も入退院を繰り返してきた人も何人かいました。その人たちへの視線は厳しいものであると思います。そうなってはいけない、と改めて思いました。ギャンブル(FX等)から離れなければ、「タマネギ」のように何もなくなってしまいます。誰も居なくなってしまう事でしょう。貴重なお話を伺ったと思いました。今も週に何回もお会いしていますが、その度に、上記「コーピング」と「タマネギ」の話が頭に浮かびます。ありがたい事です。この気持ちを忘れず日々前を向いて生き続けたいです。

アーニー

ギャンブル依存症とうつ病からの回復を目指しています。2021年12月から、初めて病院の精神科閉鎖病棟に入院していました。2022年10月末に退院し、通院患者としてお世話になり続けています。
うつ病は約20年前から、ギャンブル依存症としてのFXや金原油等の先物取引、仮想通貨のハイレバレッジ取引は、2018年ごろからコントロール不可能になりました。GA等の自助会には2020春ごろに一度伺ったままで、2021年春から少しずつ通い、他行政機関でのギャンブル依存症回復講座プログラムのSAT-Gや、週一回ずつの中間施設への通所でも辞められずにスリップ(再使用)を繰り返し、家族と大切な貯金を肩代わりとして失ってしまいました。ここから回復出来るのかどうなるのか現在分かりませんが反面教師として何かの資料材料にして頂ければと思います。最近サイバーセキュリティ 分野に興味を持ち始めました。よろしくお願いいたします。

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うつギャンのアーニー/うつ病でギャンブル依存症で入院中です

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