GAギャンブラーズアノニマスという自助会が世界中にあって、日本にも相当数あるそうです。AAアルコールアノニマスというアルコール依存症者の会や薬物依存症の人たちの会はさらに数倍の会場があり、NAという薬物依存症者の会も多いとの事。
で、GAに行くと、最初に手渡してもらえる書類があり、そこには、ギャンブル依存症が疑われる場合の20の質問というページがあります。。 検索すると出てきます。私は19個当てはまりました。それでも認めない、認めたくなくて、スリップ(依存症対象を繰り返し行ってしまうこと)を繰り返しました。自分が依存症である事を認めないまま、です。
GAに少ししか通っていなくて、しかも閉鎖病棟に入院中、という環境でしたが、スポンサーシップという徒弟制度のようなプログラムを行って頂ける機会に巡り合えました。スポンサーシップ、ステップワーク、12ステップといういくつかの呼称があるようですが、それは12段階12ステップに分かれています。
その第一歩のステップ1では、
「自分が、ギャンブル依存症であることを認める」とあります。
認めただけでなく、細分化することが必要とあるならば、私は「仮想通貨ハイレバトレードでのポジション保持依存症」である、と思っています。数年前までは私も、「ギャンブル依存症は気持ちの持ち方くらいかな?嗜むくらいで程々にできるもの」などと考えてしまっていました。
しかしそれが間違いである事にようやく気づきました。それでも辞められず、苦しむ事になりました。
何度も辞めようとしても、辞められず、消えてしまおう、死んでしまおう、という所でもがき苦しんでいまして。GAなどの自助会には、そういうニュースカマーが次々に来るそうです。それでもスリップし続けていなくなる。それで、底の底をついてようやく、ボロボロになって、またGAにつながって、やっと回復に本人が迎えるかもしれない、だそうです。
政府も厚生労働省も、数年前からようやくチカラを入れて予算組んでくれて今田耕司さんや、多くの方々が、依存症啓発活動をされています。パチンコ屋の壁やトイレにも、関連団体についてのポスターが貼ってあったりもします。それでも、世間ではまだまだほとんど理解されないです。「怠けもんなだけ、バカなだけだろ?」そんな感じです。最近は、オンラインカジノの事件などで、急速に注目されているギャンブル依存症ですが、病気としての認識も高まり、回復方法や場が広がる事を希望します。そして、私もGAに通う、ミーティングに参加するという事を続けて、回復し続けられれば、と思います。
読んでくださり、ありがとうございます。
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