お世話になっているTさんから、印象的な言葉を頂きました。それは、
>>表面張力で膨らんだコップの水が一気に溢れるのは、ほんの最後の一滴だから。>>疲弊した心も同じだから、そんな時は、冷静になるんだよ。一滴来ただけだって。
という言葉でした。
私はこの数年、ずっとそのコップの水がパンパンに注がれたままで、スリップしてはぼたぼたと水が溢れ、また直ぐにパンパンに貯めては、平たいドーム型に表面張力で水面が張っていて、そして、またバシャーっと溢れるの繰り返しでした。自分自身とその周りを見直し確認して水を抜く事もせず、ただただ、水が溜まっている現実から目を逸らして、誤った方向に走り続けてしまいました。
最近勉強させて頂いている、12ステップ ワークにて、スポンサーさんが図示してくださったのですが、依存物質・行為への期待が潜在意識下では膨らんでいて、また「不快指数」メーターというものが、生き方の問題にて感情的不快感により上がっていき、それが、表面張力がパンパンに張った状態のコップのように、あるラインを越えてしまった時に、依存行為を「やる判断」に強迫観念により、向かってしまう、という説明を頂きました。その「不快指数メーター」も、ずっと危険ラインの上の方から下げられていなかったというイメージで、私にも理解できました。
「不快指数」メーターを上げずにすむように、また、ある程度上がってしまったら、下げるなりなんなり調節出来る様に出来れば、私も生き続けられるかもしれない、と今は考えられるようになりました。最近まで、「不快指数」メーターが上がるたびに自暴自棄になり、一撃で負債全てを取り戻すなどという妄想に囚われず、少しずつ前に進みながら、調整し続けたい、と考えています。簡単に身につけられることではないと思いますが、今の私には、生きるために必要です。確実に習得したい、と考えています。
お読み頂きありがとうございました。
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