1週間前、横のベッドに居たイガグリ頭の男性が退院しました。そして直ぐ60代の男性がきました。ここ最近入院してきたようで、食事時に看護士さんに出される食事について文句を言う姿を何度か見ていました。目にする度に何かしらワーワーやっていてちょっと癖のあるメガネで神経質そうな「面倒臭い方」かなと思っていたら真横に来てしまいました。初日からデカいオナラをノンストップで垂れ流したり「どっこらしょ!」と大声を出す彼。なるべく関わらないようにしていたのですが、シャワー待ち時に隣り合ってしまい言葉を交わす事に。人は見た目によらないもので、と思えるかと期待していましたが、残念ながら曲者男さんでした。とりあえず自慢、自分や子供の成功体験ばかり話してくれますし、周りの他の患者をおかしいおかしいと言っていました。「あなたも私もそのおかしい人たちの仲間なのですよ」と心の中で呟きました。出来るだけ距離を取ろうとしてもカーテン越しに「アーニーさんいるか!」といきなり大声でビビらせてくれます。私はイヤホンで何かしら聞いている事が多いのですがそれでもビビるくらいの声量で。私の入院時から色々分かち合い続けてきたSさんと近い年代の方のようでしたが、二人で話しているとマウントを取ろうとし続けていてSさんも苦笑していました。そして昨日からは部屋の空調にも難癖をつけ始めて「寒い!異常だからナースに言って止めさせたわ」と自慢げでしたが、今朝になり今度は「やっぱ暑いわ!」とカーテン越しにまた文句。私も「ちょっとあったかいですねー」と相槌打つと「だろ?ちょっと言ってきてくれる?」と。それは無いなとスルー。自称ですが「オレの還暦のパーティには10000人は来た」?と豪語されたそうです。そんなに人望ある方かなぁと失礼な事がアタマに浮かんでしまいました。
みなさん癖がありますし私もあります。依存症患者はワガママだから精神科でも嫌われると聞きましたが、確かに多くの依存症患者でそのような傾向がありそうです。もちろんSさんらのように、そうではない人もいますが少数派に思えます。しかし、エアロバイク占拠やシャワー並びでもズル占拠してるのに逆恨みしたり、Fさんというジイさんや大人しいある障害の若い人からモノを奪ったり詰めて●●したりという本物の▼※■★もいます。スタッフさん達はそのようなワガママ患者の治療や世話の為に働いて下さっています。大変だと思います。私には出来なさそうなお仕事だと思います。いまここでお世話になっていて本当に感謝です。なので、ここで挨拶や声かけしてもスルーされてしまったり、イライラした荒い口調で指示されてりしても「仕方ない事」として流し感謝したいと思います、と打とうとしてもやっぱり気になるので、ここで吐かせて頂きます!
それでも、色々なタイプ患者の患者が詰まっていて、安全性の確保をしつつ、指導や治療行為を行うのは、私が想像する以上にとても大変なのでしょう。以前スタッフさんから教えて頂いた「タマネギの話」を忘れずにいようと、改めて思いました。
お読み頂きありがとうございます🙏
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